品地さんのゴトーとの出会いは?
品地就職活動は、サービス業で県内の企業を希望してスタートしました。 人と話すのが好きですし、じっと座っているのが苦手なんです。
ゴトーを知ったのは合同企業ガイダンスに参加したときです。 話を聞いて「ここなら女性でも活躍出来そうだし、面白そう!」と直感しました。 それまではサービス業の中でもホテル志望でしたが、あっという間にゴトーに決めてしまいました。
迷いはありませんでしたか?
品地全然ありませんでした。私、直感で自分がいいと思ったことはすぐに決めてしまうタイプなんです。 ブックオフを希望したのも直感で「あたたかそう」なイメージを持ったからです。
実際に入社してみてそのイメージはどうでしたか?
品地入社時に経営理念を教わったのですが、その理念が驚くほど私の中にストンと入って来たんです。 「そうそう、その通りだよな」と素直に理解することが出来ました。 そのとき、この会社をますます好きになりました。
新人1年目の様子を教えてください。
品地上司にすごく恵まれたと思っています。入社すぐに配属されたお店の店長の人間性やカリスマ性は今でも私の理想の姿だと思っています。 都平店長という方なんですが、新人の私にとって親のような存在でした。 何も知らなかった私に、社員としてのあり方から人間力の磨き方まで丁寧に教えてくれ、ぐいぐい引っ張ってくれました。
忘れられないエピソードなどありますか?
品地一度ものすごく叱られたことがあります。 入社後1年を目前にした2月のことです。 繁忙期の1月を乗り越えることが出来たので、自分の仕事にも自信が持て始めていました。今思えば自分だけでもやれると少し傲慢になっていたのだと思います。
他店へ応援が必要になり、店長から「めったにない機会だから、うちも忙しいけど行かせてあげる」と私が行くことになりました。 行ってみるととても忙しく、途中何度も私の様子を心配した店長から電話が入ったのですが、気付きながらも「後にしよう」と出ませんでした。 仕事が終わって電話になかなか出なかったことを咎められたとき、つい「私忙しかったんです」と言ってしまったんです。 そのとき店長にすごく叱られ、ようやく店長やスタッフさんたちが心配してくれていたことに気付きました。 同時にそんなやさしさに気付かずに傲慢になっていた自分がとても恥ずかしく、業務中でしたが大泣きしてしまいました。
でもそのおかげで、謙虚であることの大切さに身をもって気付かせていただき、感謝しています。
いろんな経験をされ、品地さんは自分が変わったと思いますか?
品地すごく変わったと思います。 私は学生時代にブックオフでのバイト経験など全くなかったので、経験者の同期と比べてしまい、入社したばかりの時は自信ゼロでした。
そんな私が、仕事について熱く語るようになりました。 実際に働く前は、仕事はやらなければいけないもので、責任感だとか重いイメージでした。 働き出して自分なりの仕事観が持てたというか、辛いことももちろんありますが、仕事が楽しいと感じているおかげだと思います。
5年目社員となり、今はどんな気持ちで働いていますか?
品地半年ぐらい前に異動があり、今のお店に移りました。 そこから常に気をつけていることが、『自ら燃える』と『常に明るく』の2つです。 これはゴトーの行動指針の中の2つですが、新しい環境にいる今の私に一番必要なことだと思っています。
品地さんの夢について聞かせてください。
品地私の頭の中には、いつも理想のお店のイメージがあります。
それは仲間がお互いに成長し合える場所です。
私自身、お店でずいぶん成長させていただきました。 仲間や後輩たちのために、自分を成長させてくれたお店と同じような環境作りに役立ちたいと思っています。 環境さえ整えば、たとえ私がまた異動しても、スタッフさん同士が成長の手助けをし合い、成長のサイクルは続いていくからです。 挨拶や気配りといった基本的な部分を大事にしたトレーニングシステムを形にしたいです。
どんなところにやりがいを感じますか?
品地やっぱり一緒に働く後輩たちの成長が見えたときですね。挨拶や気配りなど、経営理念を伝えて変化が見えたときはとてもうれしいです。
反対に自分の気持ちが伝わらないときは辛いですね。 スタッフさんごとに個性があり、伝え方も違うのだと痛感します。 相手の人間性をよく見て、工夫しながら何度でも繰り返すことが重要なのだと思っています。
今後の課題はどんなことですか?
品地私は、自分もまだまだ成長途中の学ぶ立場だと思っています。 だから周囲の方の成長の手助けをするためには、私自身スキルアップが必要です。
スキルアップのために、自己啓発本をよく読みます。
稲盛和夫さんや松下幸之助さんの哲学は勉強になります。
悩んだときは、先輩店長さんたちによく電話を掛けて相談します。 話を聞いていただくだけでうれしいのですが、的確なアドバイスや精神論を聞くことで、自分を高められるような気持ちになれるんです。
品地さんなら頼れる女性店長になりそうですね。がんばってください。
今日はありがとうございました。
就職活動で直感は大切だと思います。 立ち止まって悩むより、走りながら考え、ビビっと何かを感じたら、まずはそこにアタックしてみてはいかがでしょうか。
少しでも興味があれば、直接足を運んでみるのが一番だと思います。 何か大きな発見があるかもしれませんよ。
就職活動中は仕事や会社のイメージがないので不安になると思います。 でも私のように人との出会いで、こんなに変わることもあるんです。 仕事をする中で、良い方と出会ったら、その方からすべて吸収するつもりで、まずは素直に話を聞き、一生懸命やってみてください。
当社なら、ブックオフやTSUTAYAは学生時代にバイト経験のある経験者の方も多く入社されますが、私のように経験ゼロでも全然行けると思います!